お子さんの成績を本気で上げる方法:挑戦を支える親の役割

2023年2023年11月26日 Vol.981
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。

今日のブログではズバリ「お子さんの成績を上げる方法」について書きます。
「うちの子の成績を上げるためにどうすれば良いのか」とお考えのお父さん・お母さんはぜひご一読ください。

婚活おじさんの話

先日とあるネットニュースを読みました。
「お子さんの成績」とは全く関係ないと思われるかもしれませんが、まずはこのお話にお付き合いください。

記事の内容を端的に書くと、「40代で婚活サイトを利用しているおじさんが、アドバイザーの言う事をきかない」ということでした。

アドバイザーが「清潔感のある服装を心がけてください」とか「女性と食事に行くならこんな点に注意してください」などのアドバイスをします。

しかし、なかには「いや、私はそういう見た目や小手先のことで判断するような女性とは結婚したくありません」とか言うおじさんがいる。ということです。

その話を読んで、「そんな事言ってるから結婚できないんだよ!」と私はすぐに思いました。

ここまでは共感してくれる方も多いと思います。
しかし、時間がたつにつれて私の中で少し違う思いが浮かんできました。

その「おじさん」の気持ちを考えてみたんです。
私が「40代の男性」の気持ちを想像するなんて楽勝です。
「小学生の好きなもの」や「中学生の恋の悩み」を想像することに比べれば、遥かにハードルが低いです。

見えてきたもの

「アドバイスを受け入れない婚活男性」は怖いのではないでしょうか。

全てのアドバイスを受け入れて、それでもうまくいかなかった時のことが。

それはそうですよね。

服装にも気を使い、相手の話題に合わせられるように努力をし、食事のマナーにも気を使う。そういう「できる限りのこと」をやったうえで、フラレたらどうでしょう。

なにせ、相手は40代の男性です。それなりに失敗した経験もあるはずです。

そういう経験がベースにあるがゆえに、「できることを全てやる」ことを無意識に怖がることはあると思います。
「できることを全てやった」うえでフラレたら、ショックでかいですよね。
もう自分の人格が否定されたような衝撃です。

とはいえ、そんな事は相手の女性には関係のない話。「その程度の努力はしてくださいよ」で婚活の話は終わりです。

私が言いたいのは、「できることを全てやる」には勇気が必要なんだということです。

「できるかどうか分からない」ことにチャレンジするには勇気がいるんです。

だって、うまくいくか分からないから。

そして、準備をすればするほど、そのチャレンジが失敗した時の衝撃は大きいんです。

だから、どんなに大きな衝撃がやってきても、決して自分が傷つかないようなセーフティーネットがあれば、その人は積極的にチャレンジができるはずです。

お子さんの成績を上げましょう

やっと本題に戻ります。回り道が長くてすいません。

お子さんが成績を上げるためには努力が必要です。
しかし、その努力が大きくなればなるほど、結果が悪かった時の衝撃が大きくなります。

われわれ大人がすべきことは、その衝撃がお子さんの傷にならないように「セーフティーネットを張る」ことです。

セーフティーネットが機能していれば、お子さんは思い切りチャレンジできます。

セーフティーネットがなければ、お子さんは無意識に「傷つきそうなこと」を回避します。
つまり、「やっているふり」をするという事です。

こういう子の場合は、決して本気でやりません。なぜなら、本気でやったうえで点数が上がらなかった時の衝撃に耐えられないからです。
まして、その衝撃の中に「親の叱責」が含まれていたらどうでしょうか。

お子さんの成績を上げましょう。
そのために「丈夫なセーフティーネット」を張りましょう。
どんなに失敗しても決してお子さんが傷つかないネットです。

「丈夫なセーフティーネット」とは「親が点数のことを言わない姿勢」です。

お子さんの取り組みがどうだったのか。
お子さん自身が達成感を感じているのか。
そういう点のみを大切にする姿勢がセーフティーネットになるはずです。

「そんな事まで細かに見られない」という場合は、つばめ学院にご相談ください。
私達は「そういうこと」をしている塾だからです。

そのセーフティーネットが機能していれば、あとはお子さん自身が自ら点数を意識して行動するようになってくれるはずなんです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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