計画的学習のススメ:試験直前に慌てないための秘訣

2024年10月2日 Vol.996
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。

埼玉県内の中学校は新人戦で勉強に集中できない生徒が多いかもしれません。
とはいえ、新人戦が終われば中間試験が控えているため、計画的に勉強を進めることが重要です。今日は「計画的に勉強する」ということについて書きます。

計画をたてていますか?

勉強を効果的に進めるためには「計画」が大切です。
中学生の試験勉強であれば、精緻なものは必要ありませんが、「毎日ワークを◯ページ進める」という程度の計画は必要です。

私が中高生の頃は、この「計画」の重要性を理解できていませんでした。今思えばかなり損をしていた気がします。
だからこそ、塾の生徒たちには学習計画(または見通し)を立てるよう指導しています。

計画通りには進まない

「計画が大切」ということは良く聞く話です。
ところで、「なぜ計画が大切か」とお子さんに聞かれたときに、スムーズに答えることができるでしょうか。
私はこの「なぜ」の部分を勘違いしていたので、中高生の頃に計画をなおざりにしていたように思います。

私が思っていたのは「計画を立てても、どうせその通りに実行できないから意味がない」ということでした。

計画は「想定外」にこそ力を発揮する

私が生徒たちに伝えているのは、「計画は遅れた時に、その遅れに気づくためにたてるもの」という考え方です。

つまり、
計画があれば「遅れたことに気づく」
計画がないと「遅れていることに気づかない」 ということです。

試験まであと10日あると仮定しましょう。
計画をたてると、1日に10ページ問題集をこなす必要があることがわかったとします。
ここで「今日の勉強」として、問題集を6ページこなした時に行動の差が出るのです。
計画を立てたAさんは、「今日は4ページ分遅れてしまった、明日と明後日は少なくとも12ページずつやって立て直さないと」と行動を変えられます。
しかし計画を立てていないBさんは、「今日は6ページやったから、まあ頑張ったかな。明日はもう少しやってもいいかも」と全く焦ることがありません。

このように、行動を微修正しながら10日を過ごしたAさんと、漫然と10日間を過ごしたBさんの試験の結果に差が生まれることは当然の結果です。

「計画通りにはできないから意味ない」のではなく、「計画通りにできない時に効果を発揮する」ものなのです。

試験の2〜3日前になってやっと「あれ?ヤバいかも」とならないよう、今からまずは学習の全体量と日々の見通しを立ててみてはいかがでしょうか。
つばめ学院では、皆さんが計画的に勉強できるようサポートしています。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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