AI時代でも変わらない外国語学習の価値

2024年5月8日 Vol.988
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。

今日は「英語を勉強すると、英語が楽しくなるよ」というお話です。

外国語学習の現状と疑問

最近、AIの進化により、英語などの外国語を学ぶ必要がなくなるかもしれないという意見を耳にします。
高度な翻訳ツールが日々進化している中、これからの時代を生きる若者たちにとって、外国語を学ぶ意義は本当に消えるのでしょうか?
私は、どんなに技術が進歩しても、人間が外国語を学ぶ価値は無くならないと考えています。今日のブログではその理由を「意欲」という観点から考えてみます。

外国語の実用性と楽しさ

経験のある方はお分かりかと思いますが、外国語を習得し、それを実際に使用することはそれだけで非常に楽しい経験です。
外国語を話す時の自分は、日本語を話す時の自分と性格も変わったような錯覚をおこしてしまいます。(人は言語で思考するので、性格が変わるというのも錯覚ではなく自然なことこかもしれません)
円安の影響で増え続ける外国からの観光客によって、日本国内のサービス業ではますます外国語が求められるようになっています。今後も国内にいながら外国語が必要になるケースは増えるはずです。そう考えると英語の実用性は今後も高まりそうです。
他方、塾の現場を見ると、英語が得意な生徒は留学を志望したり、将来的に英語を使った職業に就きたいと考えることが多いです。これは、得意分野を活かすだけではなく、学んだ言語を使うこと自体が楽しいからではないでしょうか。

学習の意欲と将来への影響

自分で英語を使いこなすことには、スマホの翻訳機能では味わえない楽しさがあります。
例えば、飲食店の店員になった場合を想像してみてください。スマホの翻訳で話す場合にはただの労働ですが、もし自分の「英語力を試す機会」だと思えたら、外国人のお客さんに対する接客が楽しめるはずです。
同じ仕事をしていても、スマホの翻訳で済ませる仕事はただの”作業”になってしまいますが、「自分の英語」を活用する場合には、楽しみながら取り組める”成長機会”に変わるのです。
そして、自分が習得した技術を活用する際に「楽しい」と感じるのは、語学学習に限らず、他の多くの分野でも同じです。
数学、理科、社会、国語。どのようなものであれ、習得した技術を活用することに人は楽しさを感じるのではないでしょうか。
いまの勉強が将来のお子さんの仕事の意欲を引き出してくれるかもしれません。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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