立派な大人への道:つばめ学院の学習ガイダンス

2024年3月16日 Vol.985
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
塾長の関口です。

今日は新中1生から新中3生を対象とした「学習ガイダンス」を実施しました。
正しい勉強の方法を生徒に伝えることが目的なのですが、の前提として「大人になる」というテーマで話をしました。

今日のブログではそのお話を書こうと思います。

タイの素敵な動画

ガイダンスのはじめに動画を見てもらいました。
タイのCMなのですがとても感動的な動画です。良かったら見てみてください。

タイの感動的なCM

[https://youtu.be/sh0ZRN-FYDI?si=gciscxyKdrFrnDUA]

以下は、ややネタバレ要素を含むので気になる方は先に動画を見てください。

立派な大人になる

つばめ学院では生徒たちに「立派な大人」になってほしいと考えています。
勉強はそのための手段です。
勉強することに乗り気でない子も多いかもしれません。
しかし、それが今の自分にとっての課題であるならば、正面からその課題に向き合ってほしいのです。その先に「立派な大人」があるはずです。

今日のガイダンスでは、その「立派な大人」を少し掘り下げました。
少し抽象的な表現なので、わかりにくいかもしれません。
別の表現をすると、
「正々堂々と社会に参加する」ということです。胸を張って社会という「人間のあつまり」に参加するということが、立派な大人になるということだと私は考えています。

生徒たちにはこんなイメージをもってもらいました。
自分の存在が、社会を少しだけ良くするという感覚です。
会社員になって会社に貢献することは、その会社が社会に与える良い影響の一助になります。自分がいることによって、社会が少し良くなります。
飲食店を開いてお客さんから「ごちそうさま」と言われるようになれば、やはりその人の存在が社会を少し良くしているはずです。

幸せの感覚

動画に話を戻します。
動画に出てくる医者は、きっと幸せを感じていたのではないかと私は思います。
貧しい少年が医者になるまでには相当な苦労があったと思います。それでも、その苦労を乗り越えて医者になり、人の命を救えるようになった。
そんな自分の力で、かつてお世話になったおじさんの命を救えたんです。これってすごく幸せな感覚ですよね。

貧しいころの少年は「自分の存在が社会を良くする」という感覚を抱けていなかったかもしれません。
貧しく、小さく、非力な存在です。
もちろん、彼の存在は彼の母親を幸せにしているはずですから、彼の存在も社会を少し良くしているはずです。これは生徒たちにも伝えました。
しかし、彼自身が「社会を良くすることに貢献している」と感じられているかと言えば違う気がします。

生徒たちには立派な大人として幸せになってほしいと思います。
そのために勉強をするのだと感じてくれたとすれば、今日の学習ガイダンスは成功です。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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