「つばめ学院」の特長:子供たちの学習効率を上げるアプローチ
2023年7月2日 Vol.973 つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
今日は「つばめ学院」がどんな塾なのか。そんなお話を書いてみようと思います。 もちろん、その中にもご家庭で役立てて頂けるようなテクニックもご紹介します。
あえて飲食店で例えてみる
私が考える塾の理想というものがあるのですが、イメージを共有しにくいので、いったん飲食店に例えて書いてみます。
みなさんも外食をして「さすがプロ!」と感激した経験があると思います。
その時の感激には、2種類の感激があると私は思っています。
1つは「こんな料理は食べたことなない。この味を作り出したシェフは凄い!さすがプロ」というパターンです。
高いレストランだけでなく、入りやすいラーメン屋さんでもこの種の感激をする時があるはずです。
2つ目は「え?このソースって10時間も煮込むの?その手間をかけた結果、こんなに美味しいんだ。さすがプロ」というパターンです。
私がいま理想として考える塾のイメージは後者なんです。
「そんな面倒なことしてれば、そりゃ生徒も勉強するよ」という感じでしょうか。 イメージの話ばかりしても仕方ないので具体的なお話をします。
意味のない時間をなくす指導
生徒たちを見ていると、勉強が苦手な子ほど「意味のない時間」が長かったりします。
そういう時間をちょっとずつ刈り取るとすごく効率的な勉強時間が生まれます。
例えば、英単語や漢字など。
大人の感覚からすると「覚えるだけなんだから、ちゃんとやれ」と言いたくなってしまいます。
しかし、これでは生徒の手が進まないのも事実です。
「はい。今から練習するよ。全部の単語を3回ずつ書いてね。制限時間は10分。はい、始め!」
「10分たったのでテストしまーす。ん?終わってない?でもテストしまーす。・・・うん。半分は正しく書けたね。間違えた半分をまた3回ずつ書いてください。制限時間は5分でいこう。はい、始め。」
「5分たったからテストしまーす。テストはまた全部やるよ。練習は間違えたものだけ。テストは全部。これが大切。」
おそらくこれを3ターンほど繰り返しても、30〜40分で終わります。 たったこれだけの事で、驚くほど暗記が進むケースは多いのです。
ただ、これを管理する側の手間は結構かかります。それでも仕方ないですよね。
やり方が分からない子には、正しいやり方でやらせるしかないです。 慣れてくれば自分でタイマーを設定してできるようになります。
課題をどうやらせるか
「学校の提出課題をなかなかやらない」という子も多いのではないでしょうか。
大人からすれば、「毎日少しずつやれば終わるはずなのに、なにやってたの?」と言いたくなるとは思うのですが、そういったところで問題が解消しないのも事実です。
理想としては、学校の試験1週間前には、全ての課題を終わらせておいて、試験対策の勉強に注力したいところです。
したがって、試験の2週間前くらいには声をかけ始めることが多いです。
「もうすぐ2週間前だね。ここから1週間で、全部の課題を終わらせるからね。どのくらいページ数がありそう?」
ここで「ちゃんとやれ」と言っても、「ちゃんとやります」と言われておしまいです。
「何ページくらいになりそう?」と考えてもらったり、調べてもらうことが有効です。
「数学は20ページくらいだと思います。」 そういう回答に対して、「じゃあ、今日から毎日5ページずつやって、◯月◯日に終わらせよう。他の教科もあるんだから、数学にだけ1週間かけられないでしょ。」 と声をかけることでやっと、「事の重大さ」に気づく子は実は多いです。
大人からすれば冗談みたいな話かもしれませんが、事実です。
更に重要な声がけが、「1週間前までに終わらなかった場合」なんです。
「そっか、終わらないのか。あと何がどのくらい残ってる?・・・じゃあ、金曜までになんとか終わらせて、せめて土日は試験勉強に集中できる環境をつくろうよ。」
最後の最後までしっかり頑張ってもらうためには、実は「妥協に妥協を重ねた目標」も非常に有効なんです。
◯◯ができなかったから、もうだめ。
という短絡的な諦めが中学生くらいにはとても多いのです。
どれだけ妥協したとしても、まだそこに「取り組むべき目標」があると伝えることは、何より大切です。
最後に次のテストの日程を書いておきます。お声がけの参考に使ってください。
大和中の2週間前 10月5日(試験は10月19日)
和光二中の2週間前 9月28日(試験は10月12日)
和光三中の2週間前 9月1日(試験は9月15日)
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
【つばめ学院からのお願い】
和光市内で学習塾に最適な物件情報がありましたら是非ご紹介ください。かれこれ5年ほど移転先を探しています。
今年度はいよいよ生徒が入りきらずに「入塾待ち」が発生してしまっています。
物件オーナーさんからのご連絡も大歓迎です!