夏期講習の真の価値:学年順位を上げるための秘訣
2023年6月23日 Vol.972
つばめ学院は埼玉県和光市にある「生徒を元気にする塾」です。
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期末試験が近づいてきました。
そして、期末試験が終わると夏休み!
学習塾では夏期講習!の時期ですね。
今日は夏期講習の意義についてお伝えします。
非常に大切な夏期講習です。
その意義がお子さんに伝わって、勉強に前向きに取り組んでくれると親も嬉しいですよね。
そんなお話を書こうと思っています。
学年順位を上げる方法
1学期末の試験で、お子さんの学年順位が100位だとします。
この子が一生懸命に頑張って、2学期の中間試験で学年1位を取れると思いますか。
おそらく多くの方は、「それは難しい」と考えるはずです。
では、前提を変えます。
1学期の学年末での順位が10位だったらどうでしょうか。
それなら、頑張って2学期の中間試験で1位を狙える気がしますよね。
その違いは何でしょう。
人間に能力の違いはほとんどありません。
背の低い子と高い子がいたとして、その差が2倍になることはないのです。
では、10位の子と100位の子の何がそこまで違うのでしょうか。
それは「これまでの学習の理解度」です。
「これまでの理解度」が違うと、新たに同じ内容を学習しても、その結果に大きな違いが出てしまいます。
逆に言えば、「これまでの理解度」を上げることが、実は学校の試験での準備を上げる近道になるんです。
2学期の試験結果を大きく左右するのは、実は「2学期の頑張り」ではありません。
自分をバージョンアップする「復習」
塾の生徒達には、「夏期講習は自分をバージョンアップさせる場だよ」と伝えています。
夏期講習では自分より下の学年の内容を含めた「復習」に重点を置きます。
つまり、その子の「これまでの学習の理解度」そのものを高めるのです。
そうすることによって、「7月の自分」と「9月の自分」が別人のようになるはずです。
それは、まさに自分をバージョンアップするという事になります。
7月の自分とはひと回りも、ふた回りも違う「新バージョンの自分」で9月を迎えることができたら、素晴らしいと思いませんか。
そんな事を、教室では生徒達にお話をしています。
なかなか気づけない「復習」の大切さ
夏期講習期間中は、学校の授業が進まないので、復習を頑張ってもらいます。
この「復習」というものが、生徒にとっても保護者にとっても、なかなか大切さを実感しずらいものだと思います。
「前にやったことだから分かってるでしょ」
多くの方がそう感じているのですが、相手はコンピューターではなく人間です。
いくら正しくインプットしても、必ず正しいアウトプットが得られるとは限りません。何度も繰り返す必要があります。
また、以前にできた事であっても、使わないとできなくなってしまいます。
かつて、サッカーやバスケで大活躍していたお父さんやお母さんだって、第一線から離れれば、かつてできた事ができなくなってしまいますよね。
お子さんも同じです。
数ヶ月も関数から離れていた子が、関数的な考え方を忘れてしまっていても不思議ではありません。
2学期に1次関数や2次関数を学習する前に、比例や反比例をしっかり理解を深めておくか、そこを全く忘れてしまっているのか。
その違いが、2学期の学習に大きな影響を与えることは明らかではないでしょうか。
この夏に自分をバージョンアップさせ、自信と期待をもった9月を迎えませんか。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。